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Posted by ミリタリーブログ at

2022年10月10日

9A91(NPOAEG製)分解方法

今回の記事はNPOAEG社製9A91の分解、組み立て記録となります。



とりあえず取説はあるし、画像付きで分解方法を説明してくれている方がいらっしゃったので、
割愛しようと考えていましたが後ほど確認したところ分かりにくい取説(キリル文字と白黒が掠れた画像付き)、
分解方法を解説されていた方のページは探しても見つからなくなり、いざ自分が必要なときに手元にないと面倒じゃね?
と考えた次第です。
文章や写真などで記録として残しておくと後々便利ですしね。



まずハンドガードを外します。
先端のリングを時計回りに回して外した後、ハンドガードを銃口側に引き抜きます。
NPOAEG製の9A91はハンドガード一体成型なのでそのまま引き抜きます。




引き抜いた状態。
配線など傷ついていないか確認します。



次にグリップ底部のマイナスM4×8のビスを取り外します。
通常のAK系列のモデルはここでグリップが取り外せますが、NPOAEG社製はもう一つ取り外しが必要です。



グリップ基部にあるM2.5×8の六角ネジを取り外します。
ここと後述のビスの取り外しはグリップとメカボックスのモーターホルダーが干渉するので少々面倒です。
先端がボールタイプのレンチがあるとちょっと楽です。



ここがストック+トップカバーアセンブリを固定しているビスです。
前述のグリップ基部と同じM2.5×8ビスです。
モーターホルダーが干渉してやはり取り外ししにくいです。
此処を外すとストックとトップカバーが取り外せます。



ストック基部を持って後方に引き抜くとスムーズに取り外せます。
このストックとトップカバーアセンブリは先ほどの2か所のビスで固定されています。
ここまでくるとメカボックスのアクセスまでもう少しです。



次にインナーバレルを固定しているM5×8のトラスネジを外します。
外すとインナーバレルの脱着が可能になります。
組み立てると完全に見えなくなる箇所ですので、シンプルな方法でいいと思います。



マガジンウェル内からチャンバーが見えるので、銃口側に押してメカボックスとの結合を解きます。



セレクタ―をセーフティからフルまたはセミにずらすとメカボとレシーバーを固定しているビスが現れます。
ここはM4×6の皿トラスですが、見た目的に目立つと思うので、あとで黒染めの六角に交換しようと思います。



ビスを取り外すとメカボックスの取り外しが可能となりますが、ここで注意。
メカボックス側に取り付けられている専用のセレクタープレートがセミまたはフルの状態だと、
プレートに引っかかってしまい、外せません。
ここで写真のようにセーフティにした状態にしたことを確認し、メカボックスを上に引き抜きます。
モーター側の配線やバッテリー端子などを傷つけないように注意します。




引きぬいた後のメカボックス。
右側面に専用のセレクタープレートが見えます。
ビスで固定されているので引き抜いた際にパーツが脱落してどう組んでいたか分からなくなった、
ということがないので安心できます。
専用パーツはこれだけで後は通常のver.3メカボックスと同じ構造だと思います。
このメカボックスは後方からスプリングが取り外せる所謂クイックスプリングチェンジ機能がついたタイプです。
メンテナンスには便利なのですが…前述の固定ビス以上に目立つ色しているので、メカボごと交換する予定です。
この色は少々強烈すぎます。



分解後のパーツ構成。
色々とシンプルでグリップとストックアセンブリーの取り外しが少々面倒なこと以外は整備性も良さそうなモデルです。
拡張性がサイドマウントにマウントレイルを装着するくらいしかないのですが、
非常にコンパクトな全長と外観が強みなのでクリスマスツリー宜しく盛る必要はないでしょう。
個人的には盛りたいのですが。

【ちょっと気になったこと。】



ストック及びトップカバーアセンブリですが、どうやって固定しているのかイマイチわかりませんでした。
左側面にスリングフックがあるのですが、こちらがビスと兼用してストックを固定しているっぽい形状です。
回すと一緒に右側面も回転してしまうので、もしその方法で固定されているならストックの取り外しができそうです。
時間があるときにまた試してみたいと思います。

  
Posted by 栗 at 14:23Comments(0)9A91

2022年09月25日

PL-15K GBBハンドガン

お久しぶりです。
しばらくぶりの更新です。

新興メーカー「KIZUNA WORKS」より、カラシニコフ社製ハンドガン、PL-15Kがモデルアップとのことで入手しました。
キリル文字でПЛ-15Kとなり、Пистолет Лебедева(レベデフ・ピストル)の頭文字を指していると思われます。
このモデルは先行して発表されたPL-15のコンパクトモデルとなります。
実銃と同じく全長は185㎜(後述のバレルアダプター装着時は200㎜)です。
完成度は高く、連射も容易で作動性は良好だと感じました。
ただ昨今の東京マルイ製ハンドガンやその他メーカー品と比べると、HOPの調整に分解が必要なことや、
マガジンの脱着が渋いことなどを考えると、ゲームでの投入は要調整と思われます。




スライドのフロントセレーション、アンダーレイルなど最近のハンドガンには標準装備の仕様。
テイクダウンレバー、スライドリリース、セーフティが集中し、かなりメカメカしい印象です。
個人的にセーフティのインジケーター表示がマシンピストルっぽくて好みです。
トリガープルは非常に軽く、連射も容易に行えます。


左側面も同じく。
スライドリリースはアンビではありませんが、セーフティは一応アンビで動かせます。
マガジンキャッチも標準は右利き仕様ですが、組みかえれば左利き仕様にできるかも?


この状態でセーフティONの状態。
クリック感がかなり軽く、簡単にON/OFFできてしまうので、もう少し硬めのクリック感が欲しいところ。


グリップ下部。
マガジンが引き抜けなくなったときにマガジンを掴んで引き抜けます。
この個体はマガジン脱着がかなり渋いため、かなり役に立ってます。
グリップ感はこのサイズのハンドガンとしてはやや太目に感じます。



ホールドオープン時。
全体的にかなり精悍な印象を受けます。
写真ではセーフティ入っていますが、トリガーがロックされる感触がなく、やや違和感があります。


マガジンキャッチ周辺。
周辺が窪んでいて押しやすいですが、筆者の手が小さいのか握ったままでは押しづらい感じでした。
やや指をずらしてからの方が確実に押せそうです。


スライド後部。
ハンマーはなく、グロックのようなストライカー激発方式のハンドガンです。
そのままでも狙いやすい印象です。
フロントサイト、リアサイト共にホワイトは入っていないので後で入れてみたいと思います。



アウターバレルにはねじ切りがしてあり、別売のバレルアダプターをセットすることでM14逆のアクセサリーを搭載できます。
手持ちで装着できそうなものがなかったので後日何か見繕ってみたいと思います。

個人的には室内で楽しむ分には十分楽しめると思います。
前述のようにゲームでの使用は要調整、またセーフティがかなり軽いのでいつの間にか解除されている、
トリガープルがかなり軽いので扱いには少々気を付けた方がいいと感じました。
とは言え、よくこの最新モデルをモデルアップしてくれたとメーカーには大変感謝しております。
コンパクトモデルに続いてフルサイズのPL-15、またはTsNIITochMash社のSR-1Mなどもモデルアップして頂きたいところです。








  
Posted by 栗 at 13:38Comments(2)ハンドガン

2021年02月14日

Kobra ロシア製サイドマウントレイル

これまでの記事でさりげなく使用しつつも忘れていたアイテムをご紹介。
ロシアAxion社のKobraサイドマウントです。



Axion社と言えば、以前ご紹介した光学機器、Kobraシリーズを生産しているブランドですが、
こちらのような同名のサイドマウントも生産しています。

側面に20㎜レイルもついており、お手軽に拡張できる汎用アイテムです。
更にお値段も約7000円程度(購入当時)とかなりリーズナブル。
(因みにzenit社のB-13は日本円で約15,000円程度)
AK用なのでAKはもちろん、SVDやas valのような背の低いモデルにも装着可能です。



複雑な加工もなくそのまま曲げた金属板に20㎜レイルつけたような武骨なフォルムが個人的に気に入っています。
メインはアルミなので見た目ほど重くなく、割と軽量です。(約270g)



梱包箱もこんな感じです。
シンプルで分かりやすいデザイン。


中身も更にシンプルで油紙のみ、以上。
取説?ねぇよ、ンなもん。


側面にレイルがついているのでこんな感じに色々と装着できます。

注意点として、これweaverレイルということです。
ピカティニー規格の光学機器やサクセサリーは搭載できません。
ピカティニーレイルのスロット幅は.206インチ(約5.23mm)、weaverレイルは0.180インチ(4.57mm)です。
このサイドマウントは塗装が厚いのも含め、4.4㎜程度でした。
Bravo4を搭載したかったのですが残念ながら乗せることすらできませんでした。
悲しい……。

zenit社のB-13サイドマウントはピカティニー対応しているので搭載できますが、搭載したい銃にマウントそのものがつかないという問題が……。
全くもって難儀です。

ともあれ色々と使えるので特に拘らなければなんとかなるという点では割とお勧めです。
  
Posted by 栗 at 18:25Comments(0)AK用パーツ

2021年02月07日

OKP-7(SVD用マウント)レビュー

お久しぶりです。
色々あってほとんど更新していませんでしたが、ようやくメンタルが元に戻りつつあるので今のうちに更新。
かなり前にある方からお譲り頂いた光学機器OKP-7をご紹介します。


形状や性能が色々と謎な光学機器で、メーカー名も不詳です。
掲載されていたページがあったようなのですが現在は削除されているようです。
全長は125㎜と光学機器としてはやや小ぶりな方でしょうか?


同機器に貼り付けられているトレードマーク。
瞳のようにも見えますが別の意匠かもしれません。




レンズが宙に浮いているような不思議な形状で、ここにドットが投影されます。
御覧のように青みがかかっていますが、気になるほどではありません。
また映り込みも少なく、比較的見やすいと感じます。
手持ちの機材ではレティクルの撮影が難しく、今回は撮影できませんでした。


レティクルはこの二重円状のサークルドットです。
このレティクルはオーダーメイドが可能で、複数の種類の色とレティクルを指定することが可能だったとか。
ショップが消滅したため、残念ながら現在は詳細確認できません。




本体上部。
電源ボタンは写真右側にある真鍮色のものを下側に押し込むことで点灯します。
プラスねじ付近にあるのは上下調整用ダイヤルと思われます。



本体側面。
こちらは左右調整用ダイヤルと思われます。
プラスねじを外すとバッテリーボックスにアクセスできます。
バッテリーにはLR44電池が使用されていました。
これなら日本でも入手が可能な電池なので安心です。


NPOAEG社の9A91に搭載。
タイトルにもありますが、こちらはSVD用マウントのため、AKには搭載できません。
9A91やAS VAL等に搭載が可能です。


搭載した状態で射手側より。


個人的に気に入っているのがこちらのマウントのロック方法。
これまでAK用サイドマウントはいくつか触っていますが、非常に操作しやすいです。
調整も楽で中央にあるダイヤルを操作するだけです。
こちらは開放状態。


ロックは他のサイドマウントと同様です。

サイドマウントタイプ以外にも、20㎜レイル用マウントのものもあるそうで個人的にはそちらも欲しかったですね。
残念ながら今は入手できる方法がなく、どこかで入手できないかと思ったり。

面白い光学機器ではありますがレンズが剥き出しの状態なのでゲームでの使用は躊躇います。
確実に保護できるようなプロテクターがないと使用するのは怖いですね。


付属品はこの保護カバーのみ。
うっかり落としてしまえばオシャカになってしまいそうなものなのにもう少しこう…手心というか思いやりというか…。
色々と気を使う機器ですね。
最近ではPCゲーム「Escape from tarkov」でも登場したそうで知名度もありそうです。
20mmレイル搭載モデルもあるとか、なんてマニアックな。
せめてゲームの中で楽しみたいものですね。












  
Posted by 栗 at 18:29Comments(2)光学機器

2020年07月05日

9A91旧型ハンドガード(NPOAEG社製)


NPOAEG1社の9A91旧型ハンドガードがnoob arms様でお取り扱いだったので入手しました。
同社のVSK94にデフォルトで装着されているハンドガードですが、派生モデルの9A91にも装着可能です。
多少のすり合わせが必要かと思いましたが、当方の個体はそのままポン付けでした。
クオリティは…お察しください。


前回ご紹介した際の写真より。
このリブ付きのハンドガードは後期型(?)で、今回のものは旧型と呼ばれているようです。



こちらは実銃。
ハンドガードを固定するパーツ等が異なりますね
セレクターの位置が左側にある個体もあり、こちらも旧型の個体でしょうか?
時期によって形状が異なるものが見られますが、個人的に旧型の方が武骨で好みです。
現行のものは固定パーツを外すだけでハンドガードの取り外しができますが、
こちらの個体はどのように行うのでしょうか?
少々気になります。


実物と異なりますが、ハンドガードは一体成型でそのまま差し込んで嵌合できます。
同社の樹脂部品は艶のある明るいプラムカラーで製作されているようです。
実物は艶消しの黒のようなものしかみたことがないのですが…。
この辺りは個人的に拘ってほしかったところです。


9×39社製9A91ハンドガード(下側の黒い個体)と比較。
寸法的にはほぼ同じ。
構造は9×39社が実物と同様の二分割構造です。


重ねて比較。
ハンドガード側面リブの形状が若干異なります。
NPOAEG社の方が面積がやや広く、スマートな印象を受けます。

リブ付きのものも操作しやすいですが、こちらの初期型もスマートで悪くありません。
個人的にこちらの方が好みです。
ただ色が気になるので、実物に近い色に塗装したいところです。

余談:

NPOAEG社では数年前にこちらの専用レールハンドガードの製作アナウンスがありましたが、
未だに出る様子がありません。
取り扱い予定のショップでも予約あるいは在庫切れ状態。
かっこいいしちょっと気になるので早く作ってほしいなーと思いつつ。



なんか実物にもついていませんかコレ?

(2020年11月30日追記)
とあるショップ様に確認して頂いたところ、今後生産を行う予定はないとのことでした。
残念です。






  
Posted by 栗 at 14:31Comments(0)9A91

2020年06月21日

SIG BRAVO4

SIG社のBRAVO4がセール価格だったので入手してみました。

変わったフォルムの光学機器だったため、以前から気になっていたので入手。
倍率は4倍でレンズは非常にクリアです。
トップにはピカティニーレイルが装着されており、小型のドットサイト等を搭載することができます。



小型ドットサイトを搭載して近距離の標的に対応することもできます。
重量が増えるので出来るだけ軽いものを載せたいですね。


取付基部はQDタイプのものですが、ちょっと凝った構造です。
滑り止めの前にあるパーツを左側にスライドさせることでロックが解除されるようになっています。
ロックの際はそのまま締めこんで固定させることが可能です。
ピカティニー規格のレイルに対応しており、幅のウィーバーレールには対応していません。
私の所有しているレイルは一部ウィーバーレールのものがあり、そちらは取付不可能でした。


サイトの点灯にはCR2電池を使用します。
本体右側にバッテリーボックスがあるので、そこからアクセスします。
同梱されていたものはpanasonic製のものでした。


底の方にはシリアル№その他が記載されていましたが、なんと組み立ては日本とのことです。

見れば見るほど奇妙な形状の光学機器ですがかなり遠距離まで鮮明に見えるので楽しいです。
ゲームでの使用はアウトドアフィールドなど距離があるところでないと性能を発揮するのは難しそうです。
それ以前にレンズの保護も必要なのでまずはそこからですね。

他の方と違うものが欲しい、変わった光学機器が欲しい方はいかがでしょうか?







  
Posted by 栗 at 15:08Comments(0)光学機器

2020年01月02日

zenit 社製「B-4」クランプレイル

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。


昨年入手して放置していたB-4クランプレイルがあったので新年あいさつ代わりにご紹介。
B-4(Б-4)はロシアzenit社の9A91専用クランプレイルです。
エアソフトメーカーのLCT社からも類似のレプリカが発売されていますが、
あちらはNPOAEG社の9A91のサプレッサーにそのままでは取付できません。
VSS、SR-3M等のサプレッサー径よりも太いため、ビスを長いものにしないといけません。
B-4は9A91専用のパーツですので、NPOAEG社のサプレッサーにそのまま装着が可能です。
表面処理と刻印表示がかっこいいので、こだわる方はこちらをどうぞ。
因みにNPO-AEG社からはVSS、9A91いずれにも装着できるものがリリースされています。
サプレッサー付きの同社製品ならばいずれも使用できるとのこと。

実際にこのクランプレイルを介してイスラエル製のフォアグリップ等を装着している写真が確認できます。
それに倣ってmolot社のバーチカルフォアグリップを装着してみました。


見た目は地味ですが使いやすいです。

ついでにサイドマウントに色々載せて盛ってみます。


サイドマウントのサイドレールにフラッシュライトという配置はSOBRのある隊員カスタムを参考にしました。
1カ所にまとまっているため、照準器、ライトの操作が行いやすいです。
9A91は現時点ではレイルハンドガード等はリリースされていないため、
サイドマウントやクランプレイル等で拡張するしかありませんが、これだけでも十分にかっこいいですね。



  
Posted by 栗 at 14:55Comments(0)9A91

2019年12月31日

年末のご挨拶

お久しぶりです。
前回の更新からめっちゃ間が空きましたが一応生きています。



ようやくリアルが落ち着いたので年末にシューティングレンジに撃ち納めに行こうとしたところ、
準備中に体の筋を違えたみたいで泣く泣く見送ることになりました。


ということでレンジ用にセットアップしたPP-19-01で今年を〆ようと思います。
SIG社のromeo4とLeapersのMF3 WEQSレンジブースターを搭載してみました。
11月にいつもお誘い頂いている方々とサバゲーに行きましたが、
この3倍レンジブースターが非常に使いやすく、安定してゲームで使用できました。
着脱もしやすいのでレンジでも弾道確認の役に立ちそうでしたが、
来年になりそうですね。

それでは皆様良いお年を。  
Posted by 栗 at 11:52Comments(0)その他

2019年07月28日

9A91電動ガン(NPOAEG社製)


かなり前になりますがロシアNPOAEG社製9A91を入手しました。
前回ご紹介した9×39製のものとは色々と仕様が異なりますが、最近ではゲームで使用する方もいらっしゃるようです。
今回もいつものように外観のレビュー等をしていこうと思います。

配線はサプレッサー内部まで伸びており、以前ご紹介したAS VALのようにをバッテリーケースとして利用します。
コネクターはSR-3Mの時と同じTコネクター。
全体的な外観ですが、荒々しくも綺麗な塗装といった感じ。
以前ご紹介した9×39製のものが荒すぎるとも言えますがとにかく綺麗です。
特徴的な折り畳みストックも非常にスムーズに動きます。


セレクター部。
実銃とセミ/フルの向きが逆ですが、しっかり動かすことができます。
クリック感等はありませんが、機能的に問題はありません。少し重いですね。
しかしメカボックス、何故オレンジ色……?w


ストックを本体に収納したところ。
フロント/リアサイトともに綺麗に造られており、非常に見やすいです。


樹脂成型のグリップ。
初期の製品と比べるとかなりきれいになりましたが、まだまだ荒々しさが残っています。
実銃も荒いのではと思い確認しましたが、意外ときれいでした。
まだまだ樹脂成型は苦手なようなのでもう少し頑張って欲しいところ。


サプレッサーを反時計方向に回転させると本体から脱着できます。
このサプレッサーはワンタッチ式ではなく、捻じ込み式です。
LCT製のVSS用レイルアダプター(PK-227)を装着していますが、取り付けビスを長いものにしています。

マガジンの脱着は非常に固く、マガジンが干渉しているのではと思いましたが、マガジンキャッチに556を吹いたところスムーズになりました。
動かすたびにやたら軋んでいたので耳障りだったのですが、あっさりと解決です。
さすが556だ、なんでも効くぜ。

さてこのモデルですが、オプションとしてジュラルミン製の特注サプレッサーがあります。
非常に軽量で重量バランスがよくなるとのことで、グッドハンティング様より取り寄せて頂きました。


上がジュラルミン製、下がノーマル(鉄製)サプレッサーです。
見た目的には全く変わりませんが、持ってみるとあまりの軽さに驚愕します。
ノーマルは約620gですが、ジュラルミン製はなんと約230gと半分以下です。
実際装着するとそれ以下の重さではないかと感じるほどです。
長時間ゲームで使用する分にはこのサプレッサー、オススメの逸品ですね。

珍しいロシア製アサルトライフルをモデル化したロシア製電動ガンということで、非常に貴重な存在です。
動作の面や外観等でLCT等の中華電動ガンと比較すると品質面で1歩譲る面もありますが、ロシア製という点は大きいです。
お値段も少々値は張りますが、心の琴線に響いたならば必ずや満足させてくれるでしょう。  
Posted by 栗 at 17:50Comments(0)9A91

2019年06月23日

Ots-12 Tiss GBB(GHK AKS74Uベース)

ロシアの試作ライフルOts-12がこの度完成しました。(ベースガン:GHK製AKS74U)


今回カスタム製作を依頼したのはいつものハンマーズ様。
資料が乏しいながらも、非常に高い完成度で細部まで製作して頂けました。

今回依頼したのはOts-12の長銃身モデルです。(AK105相当の全長)


1990年代初頭、ロシア内務省からの依頼でOts-12の開発がスタートしたそうです。
コードネームはティス(Тисс:ロシア語でイチイの木)と呼ばれていました。
イチイは日本やロシアにも分布する針葉樹の植物で赤い果実をつけます。
果実は無害で食用にもされますが、種や葉にはタキシンと呼ばれる毒を持つそうです。

開発担当局はTsKIB SSO(トゥーラ市スポーツ及び狩猟用火器中央設計局)、
AKS-74Uをベースとし消音火器用の弾薬として開発された9㎜×39弾を使用する小火器として製作されました。
このOts-12には2種類のモデルが存在します。
一つはバレルがAK105相当のカービンライフルサイズのモデル、
もう一つはベースとなったAKS74Uとほぼ同形状のモデルが製作されています。
便宜上ここで前者を初期型、後者を後期型と呼ぶことにします。
初期型という呼称は資料を探す中で"early model"と呼称する海外ページがありましたのでそれに倣いました。
(実際には初期型ではなく、性能テスト用に製作されたものの可能性もあります。)
この初期型、確認できる資料は筆者が探したところ数えるほどしかなく、細部が不鮮明なものばかりです。

この初期型を再現するにあたり、以下のパーツが必要でした。

①放熱孔なしの後期型木製ハンドガード


②イズマッシュ製AKモダングリップ


③PP-19ビゾンタイプ?フラッシュハイダー


④ガスチューブ接続部が大型化されたフロントサイトブロック


⑤フロントサイト前部に付属するアタッチメント


ベースとなったAKS-74Uのフロントサイトブロック及びバレル周辺部が大幅に変更されており、まったく別の銃に見えます。
今回再現にあたって①~③はオークション等で入手しました。
③のPP-19bizon用ハイダーですが、手持ちのSBA製のものでは形状が幾分イメージと異なるため、PPS製のものを取り寄せました。
④~⑤はハンマーズ様にて資料を基に再現して頂きました。

フロントサイトブロックの再現はLCT製AKM及び同社AK-74用ガスブロックのニコイチで製作頂きました。
更に大型化されたガスチューブを再現するため、鋼管を溶接し追加加工をして頂いています。

恐らく今回もっとも手間が掛かったと思われる⑤のパーツ、これは一体なんなのか?
再現にあたってこれがもっとも難解な部分でした。
資料も少なくまた何のためにあるのか、どのように装着されているのかも不明です。
製作が進むにつれ、ハンマーズ様はこれをサプレッサーアダプターに類するものでは、と推測されました。
当初AKM用のマズルアタッチメントを改造したものでどうかと提案させて頂きましたが、最終的にワンオフの特注パーツになりました。
複雑な形状をしており、再現にあたって大きなポイントとなっています。
消音ライフル専用に開発された9㎜×39弾を使用するこのモデルなら、恐らくサプレッサーは必須でしょう。
専用のものが計画されていたのであれば、一体どのようなものだったのか……色々と想像が膨らみますね。

評価試験共に問題なく進んでいたOts-12ですがその後開発を打ち切られ、ブルパップタイプのOts-14が開発されたそうです。
開発が打ち切られた経緯については不明ですが、歴史の狭間に埋もれていった試作兵器というところに惹かれました。
それ以外にゲーム「ドールズフロントライン」でも登場したことも大きいですね。(かわいい)

これをきっかけに色々とこのモデルに関する情報が他にも出ないものかと感じております。

最後になりましたが、このマニアックな試作銃の再現ご協力頂いたハンマーズ様にこの場をお借りし、
改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

(2022年5月4日 文言等一部加筆修正)







  
Posted by 栗 at 21:17Comments(0)Ots-12

2019年05月12日

AK74Mカスタム(ロシア特殊作戦群風)塗装編

以前組んだカスタムAKを迷彩塗装しました。
塗装に使用したのはタミヤ模型のカラースプレーです。
メインはAS-15タン、あとはAS-22ダークアース、TS-5オリーブドラブ、TS-2ダークグリーン、
気分でTS-69リノリウム甲板色をふりかける感じで。
タンはもっとも使用した色で、ベース色や調整のために2缶使いました。
ベースを塗ってからオリーブドラブやダークアースを吹いて、再度ベースのタンを軽く吹いたりして調整。






イメージとしてはこちらの隊員さんのAKを参考に。
拡張性考えてアッパーハンドガードにzenitタイプのB-19を装着しましたが、
やはりフォルムを近づけたいので元の樹脂製に戻そうか検討中。  
Posted by 栗 at 20:18Comments(0)カスタムAK

2019年01月03日

ロシア製ATGサプレッサーレプリカ


あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
昨年の末頃に購入した最後の買い物、ロシア製ATGサプレッサーです。
2017年頃にシリアに展開していたロシア特殊作戦軍のAKに装着されていることが確認できます。
ロシアのレプリカメーカーが製作したものですが、詳細は不明です。
今回はgunshop FOX様で購入。


M24正ネジ対応で、M14逆ネジアダプター等は付属していません。
全体的に細かいチェッカリングが施されており、素手で触ると指の腹に引っかかります。
冬場で筆者の手が荒れているのでさらに倍プッシュ。
このまま触り続けると手荒れが加速しそうなので手袋を着用して扱うことにしました。


サプレッサー正面。
写真の写り方が悪いですが、ロシア製の割には作りが比較的丁寧に感じられます。
にしても少々重いです。
500g近くあるのでライフル先端に装着すると銃によっては少々保持が厳しいかも。



サプレッサーはこのように2分割できます。
中に消音材やバレルを通して改造することもできそうです。



分割したところ、中にクモの巣が張ってたのでウェットティッシュで清掃。
正面の蓋は溶接されており、取り外せません。
消音材等の仕込みを行うならここからですね。
因みにそのまま使用しても音がくぐもって聞こえるので、割と消音効果あるのかもしれません。
年末にシューティングレンジにて装着した状態で撃ち込んだところ、弾当たりが発生。
それにより予期せぬ弾詰まりが発生したため、装着していたAK74Mについていたクリーニングロッドで対処。
なんとアクセサリー程度に思っていたクリーニングロッドが役立ったことに感激しました。
しかし気付かずにそのまま使っていたら銃を痛めるところでした。
ゲームで対策なしにそのまま使用するのは避けた方がいいかもしれません。


穴径は約14ミリ。
消音材を詰めて弾道用のパイプを突っ込めば弾当たり解消できるかな?
初速が上がらないように色々工夫してみたいところ。
銃に装着すると映えますし、折角なので実用性も高めていきたいところです。

  
Posted by 栗 at 21:27Comments(0)AK用パーツ

2018年12月16日

AK74Mカスタム(ロシア特殊作戦群風)


LCT製AK74MNをベースにSSO(ロシア特殊作戦軍)仕様のAKカスタムを組んでみました。
2017年頃にシリアで展開していたSSOのAKを参考にしています。



ほとんどのAKでロアハンドガードにzenit社のB-10Mが装着されており、アッパーは樹脂、
あるいは同社のB-19が装着されています。
個人的にレイルがモリモリついた銃が好きなのでzenitパーツをベースに、イスラエル製の各種パーツを盛ってみました。


【ハンドガード】
ロアハンドガードはTWI社のB-10M、アッパーハンドガンドは5KU社のB-19を装着しています。
zenitパーツも各社からレプリカが出ており、選択肢が多くなりました。
5KU社のものはかなり安く、品質的にどうなのか少々気になりました。
しかしステンシルが少々乱れている程度で、機能的には特に気にならないレベルだと思います。

【フォアグリップ】
フォアグリップとしてイスラエルIMI社のFSGフォアグリップを選びました。
マグプルのAFGを使用している姿も散見され、ロシア製パーツ以外のものも普通に使われている感じです。
ナマモノっぽいフォルムが好きなのでこちらを装着。


【ハンドストップ】
上記と同じくIMI社のハンドストップをロア左側に装着。
このハンドストップも装着している隊員も割と多く見かけます。
実際に使ってみると左手の親指が余るので(筆者は右利き)、しっくりきます。


【フラッシュハイダー】
DTKハイダー(ロシア製レプリカ)。
ブルガリアのKR-009のスリットを省略したような形状です。
M24正タイプでそのまま装着可能です。重量がそこそこありますが、そこまで気になりません。
ロシアのショップやgun shop FOX様等で入手できます。


【ストック】
FAB defense社(イスラエル)製M4用GL -coreストック。
SSOではノーマルの樹脂ストックもありますが、M4ストックを装着したAKがかなり散見されます。
このGL-coreの他にCAA社(同イスラエル)や、マグプルのCTRストックも確認されます。


【ストックチューブ】
CAA社(イスラエル)製AK47SFSPストックチューブ。
フルサイズのAK74Mをベースにするにあたって、個人的に問題だったのが運搬時。
長いとバッグ等に入らないので、折り畳んでコンパクトにしたかったのです。
しかしM4ストックをつけたい→ストックチューブつける→ストック畳めないコンボになるため苦悩していました。
ちょうど国内で扱っているショップがあったので入手してみましたが、取り付けに色々苦労しました。
チューブ基部付近についているボタンを押すことで折り畳めますが、非常に固いです。
展開することは楽なのですが……まぁよしとしましょう。


【ストックチューブ折り畳み機能】
ご覧の通り、ストックを畳むことができます。
実はこのストック、部品の組み換えで左右いずれかの方向に畳めるように設計されています。
チューブは強化樹脂製、基部はアルミ合金製で非常に軽量です。


【グリップ】
LCT製AK12タイプ電動ガン用グリップです。
最近リリースされた製品で、次世代ライフルAK12のグリップを模したものです。
肉厚で組み込みにはプラハンマー等が要るほど嵌合がきついですが、非常にスリムで握り心地がいいです。
先述の通り肉厚ですので、グリップがきしむ音がしないのでこれも大きなプラスポイント。
しかしグリップ下の蓋が孔に嵌っているだけなので、ゲームに使用する場合脱落防止策が必要だと思われます。
後ほど対策を考えたいと思います。


【マガジンキャッチ】
CAA社AK-MRアンビマガジンキャッチを装着。
AKのトリガーガードに装着するだけの非常に簡単に装着できるパーツです。
……が、ちと問題がありLCTのマガジンしか装着できず、他社製マガジン装着しようものならマガジンが外れなくなります。
今回はLCTのマガジンしか使うつもりないのでそのままにしていますが……ううむ。


【トップカバーレイル】
TWI社のzenit B-33タイプ レプリカを装着しています。
以前AK-104についていたものを外して取り付けました。
こちらのパーツもSSOでよく使用が確認できます。B-13タイプサイドマウントとどちらにしようか迷いましたがこちらにしました。
トップカバー内にバッテリーを収納するので、こちらの方が便利だと感じたからです。
あとカッコいい!(←重要

【光学機器】
前方にノーベルアームズのsure hitM4、レンジブースターにLeapersのMF3 WEQSを搭載。
SSOで使用されている光学機器ですが、ロシア製光学機器はほとんど見かけず、Eo tech社のXPS-3と同社G33ブースターがよく見られます。
またaim point社のM4Sもそこそこ使用例があり、同じくブースターが使用されています。

sure hit M4はaim poin社M4Sに形状も似ており、実銃でも使用に耐えるノーベルアームズが製造しているとあってこちらを選びました。
実は他にも理由があったのですが……。

さて、パーツは一通り込み込みましたが、これで終わりではありません。
最後に塗装が待っています。
光学機器も併せて塗装が必要なのですが、実物に塗装するのは結構勇気が要りますよね?
比較的安価でゲームでも実用に耐える光学機器を選んだ理由はこれです。

ということでまた次回。
  
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Posted by 栗 at 19:30Comments(4)カスタムAK

2018年09月17日

1P87コリメーターサイト レビュー

ロシア製コリメーターサイト、1P87を入手したので軽くレビューを。





Eotechホロサイトのような形状ですが、コリメーターサイトです。
製造はロシア:ヴァルダイ社のものです。


同梱品はこちら。
専用のサイドマウント、取扱い説明書、調整用六角レンチ、クロス、予備のバッテリーカバーと調整レンチです。


本体は通常の20ミリレイルに対応していますが、サイドマウントを使用してサイドマウントレイルに搭載することも可能です。

512等のホロサイトよりコンパクトで全長は130㎜程度です。
レンズはやや青みがかかっていますが、映り込みもなく問題なし。
気になるレティクルはこんな感じです。


クロスヘアの亜種のようなレティクルです。レンジブースターを併用すると使いやすそうな感じです。


バッテリーは単3電池1本。本体前面のカバーを開けて入れます。


輝度調整は本体右側のダイヤルで行います……が、これが固い。固いというか粘り気が非常にあるという感じです。
素手で回すと結構痛いのでグローブ等を装着して回しています。
戦闘中に不用意に回ることを避けるためなのでしょうか、それにしてももう少し柔らかくても……。

近年のロシア光学機器のデザインとしては洗練されており、非常に軽量な光学機器です。
今後ロシアからどのような機器が出現するのか、気になるところです。
  
Posted by 栗 at 17:28Comments(0)光学機器

2018年07月15日

SRVV製ユニバーサルマガジンポーチ


molle対応のボディアーマー用にポーチが欲しかったので、ロシアの装備品メーカー、サバイバルコープス社からポーチを取り寄せてみました。
AK用ならば付属していたポーチでもよかったのですが、少々緩かったのでがっしりホールドしてくれるものが欲しかったのです。


上側はmolle接続部の端部がスナップボタンのもので、molleシステムの使用経験者なら問題ありません。

結構タイトで固いのでホールド感もいい感じです。
試しにいくつかのマガジンで実験。

7.62mm palmマガジン。
このマガジンは通常のAKマガジンよりも少々太いのですが、問題なく使用できました。


続いてAS VAL20連タイプのスタンダードマガジン(NPOAEG製)
こちらもしっくりくる感じで使いやすいです。


最後に9A91マガジン(9×39製)。
このマガジンは少々薄く、ホールドできるマガジンポーチがなかったのですが問題なくホールド。

価格的にも15ドル前後とお値打ちなので、ゲーム用にこちらをいくつか揃えてみようと思います。





  
Posted by 栗 at 18:22Comments(0)装備

2018年05月06日

SIG SAUER社 ROMEO5ドットサイト



久々に光学機器を入手しました。
P226等で有名なSIG SAUER社製のドットサイト、ROMEO5です。
同社でも光学機器を製造しているということに驚きました。
イメージ的には結構高価な印象がありましたが、思っていたほどではなく、一部を除いて安価な感じ。
実力のほどはどうか気になっていましたが、セールで安かったので即ポチ。


付属品は以下の通り。
本体とローマウント、レンチ、CR2032電池、クロスとなります。


形状的にaim pointのT-1に似ていますが、角を落とした角張った形状と艶消しの濃いグレーです。
上面のスイッチを長押しで点灯、再度長押しで消灯します。
スイッチはクリック感があり、結構好みです。


レンチは六角と思いきや、トルクスでした。形状的に使いやすく、マウントの固定や交換の際に使用します。


電池は本体右側面の蓋を回して外してから入れます。
バッテリーボックス後方と上方に見えるのがサイトアジャストです。


写真ではやや青みを帯びていますが、実際に見ると非常にクリアーです。
輝度も高く、野外のフィールドでも活躍できると思います。


レンズカバーが付属しており、独特のデザインに合わせてSIG社のロゴがあつらわれています。
同社のロゴは意匠としてかっこいいですね。


ローマウントに交換してSR-3Mに搭載してみました。
下部にハンドガンのセレーションのような溝が掘られており、近未来的なフォルムです。
覗き込んでみるとちょうどいい高さだったのでこれに使えそうです。

SIG社のHPより。
https://www.sigsauer.com/products/electro-optics/

他にもデザイン的に面白いものが多数あり、しばらく目が離せそうにないですね。




  
Posted by 栗 at 18:20Comments(0)光学機器

2018年04月15日

ロシア製タクティカルグローブ"MAGNUM"


フィット感のある手袋が欲しかったのでロシアの装備品メーカー、SRVV製MAGNUMグローブを入手しました。
みたところ某社製グローブに似ていますが、色々と細かいところが違います。
とりあえず自分はロシア製に拘っていたので安心と信頼のSRVVで購入。


サイズはS~2XLまであり、自分はMサイズを選択。最初は少々きつく、サイズ選びに失敗したかと
思いましたが、使っていくうちに馴染んでいきました。
サイズに関してはSRVVはサイズチャートを各ページに表示してくれているので色々と助かります。


指先のアップ。
それぞれの指で微妙に補強されている箇所が違っており、きめ細やかな配慮がされているように感じられます。
人差し指だけですがスマートフォンを操作することも可能です。
慣れればキーボードで文字を打ったりと細かい操作もできます。


ナックルプロテクターもついており、拳を強固に保護してくれます。
大きすぎず、小さすぎずちょうどいいサイズで銃の操作にも支障はありません。


各指のプロテクター部。
厚いゴムが縫い込まれていますが柔軟性があり、至近距離でBB弾が直撃しても少々衝撃を感じる程度でした。
実際に直撃するシーンが何度かありましたがおかげで怪我に至らず助かりました。

数あるグローブの中からこれを選んだのはKarden氏のブログで紹介されており、入手も比較的容易だったためです。
作りもよく、お値段もそこそこでお財布にも優しいので個人的にオススメしたいグローブです。


  
Posted by 栗 at 14:38Comments(0)装備

2018年03月31日

zenit社製A1スリングスイベル

手持ちのレプリカA1スリングスイベルが取り付け時に傾くのが嫌なので、色々と漁っていたところ、
オークションでzenit社のものが出品されていたので入手。



手持ちのレプリカは4年前に購入したcore airsoft製のレプリカですが、不良品でした。
左がzenit社製、右がレプリカです。


比較してみると色々と形状が異なります。これが原因で傾くのかというとそうではなく……


裏返したところこうなってます。レイルに噛みあう部分が斜めに切削されており、完全に不良品だったというオチ。
何故4年も気づかなかったかというとSR3Mカスタムに使うときまでパッケージに入ったままだったからです。
まず購入したら開封して確認せねば……。
ともあれzenitのものはキッチリ綺麗についたので問題なしです。

しかしレプリカのビスを外したところ、更に恐ろしいことに気が付きました。


ビスの通り孔まで斜めになってます。
これは酷い。酷過ぎる。あんまりだ。  
Posted by 栗 at 21:33Comments(0)カスタムパーツ

2018年02月25日

HERA ARMS社製CQRグリップ



ドイツのカスタムパーツメーカー、HERA ARMS社のグリップをよく行くショップで
入手したので軽くレビュー。
非常に独特な形状のグリップだったので思わず衝動買いしてしまいましたが、なかなかいいものです。


20mmレイルを備えたハンドガードならどのようなモデルでも搭載できます。
が、ある程度の長さが必要で最低でもレイル長が150mm以上必要と思われます。
1か所のみの固定だとグラついてしまいます。



特異な形状ですが、握り込み箇所のステッピングが絶妙で、非常に握りやすいです。
フォアグリップのサイズとしては大型ですが、軽量で重さを感じさせません。


SR3Mに装着してみました。
本来なら2か所で固定する必要がありますが、1か所でグラつきもなく固定できています。
現在手持ちの銃で装着できるのがこの銃だけでした……。
見た目がちょっとアレですが、非常に構えやすくしっくりきます。
見た目が映えますし、なにより使いやすいので人と少し違うものを求める方にはオススメです。



  
Posted by 栗 at 17:53Comments(0)カスタムパーツ

2018年01月08日

ロシア製Kobraレッドドットサイト


今回はロシア製Kobraレッドドットサイトのご紹介です。
オークションにて出品されているのを見かけたので入手してみました。
アクシオン社で製造されたkobraサイトには複数のモデルがあり、サイドマウントと一体型のもの、
20mmレイル対応のもの等あり、これは20mmレイルに対応したEKP-8-18というモデルです。


右側面に電源オンオフ、調整ダイヤル、レティクル切り替え、輝度調整ボタンが集中しており、
非常にメカメカしい外観です。
反面、左側面は何もなくノッペリしています。


後部にある歯車状のパーツが調整ダイヤルです。
タクティカルグローブを装着した状態でも操作はしやすく、クリック感があります。
上部のダイヤルで上下、右側面のダイヤルで左右の調整を行います。


バッテリーボックス部。駆動にはBR2325を使用します。
電気量販店でも取り扱ってそうなものですが、近場になかったため、通販で取り寄せました。





この光学機器の特徴の一つであるレティクルの変更。
側面のボタンを押すと即座に切り替わります。



20mmレイルに対応したマウント。
ピカティニーレイルであればなんでも搭載できます……が、この光学機器かなり大きいです。
どのくらい大きいかというと……


Eotech社512ホロサイトよりも長いです。
Eotech-512:138mm
Kobraドットサイト:150mm
このため、AKのトップカバーレイル等に搭載してもレイルの大部分を占めてしまいます。
機種によってはレンジブースターの搭載にも苦労します。
正直見た目のカッコよさとロシア製という以外にはあまり魅力的ではないと思います。
自分は見た目のカッコよさが好きなので入手しました。それだけでコイツの価値は十分です。

  
Posted by 栗 at 09:57Comments(0)光学機器