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Posted by ミリタリーブログ at

2018年01月08日

ロシア製Kobraレッドドットサイト


今回はロシア製Kobraレッドドットサイトのご紹介です。
オークションにて出品されているのを見かけたので入手してみました。
アクシオン社で製造されたkobraサイトには複数のモデルがあり、サイドマウントと一体型のもの、
20mmレイル対応のもの等あり、これは20mmレイルに対応したEKP-8-18というモデルです。


右側面に電源オンオフ、調整ダイヤル、レティクル切り替え、輝度調整ボタンが集中しており、
非常にメカメカしい外観です。
反面、左側面は何もなくノッペリしています。


後部にある歯車状のパーツが調整ダイヤルです。
タクティカルグローブを装着した状態でも操作はしやすく、クリック感があります。
上部のダイヤルで上下、右側面のダイヤルで左右の調整を行います。


バッテリーボックス部。駆動にはBR2325を使用します。
電気量販店でも取り扱ってそうなものですが、近場になかったため、通販で取り寄せました。





この光学機器の特徴の一つであるレティクルの変更。
側面のボタンを押すと即座に切り替わります。



20mmレイルに対応したマウント。
ピカティニーレイルであればなんでも搭載できます……が、この光学機器かなり大きいです。
どのくらい大きいかというと……


Eotech社512ホロサイトよりも長いです。
Eotech-512:138mm
Kobraドットサイト:150mm
このため、AKのトップカバーレイル等に搭載してもレイルの大部分を占めてしまいます。
機種によってはレンジブースターの搭載にも苦労します。
正直見た目のカッコよさとロシア製という以外にはあまり魅力的ではないと思います。
自分は見た目のカッコよさが好きなので入手しました。それだけでコイツの価値は十分です。

  
Posted by 栗 at 09:57Comments(0)光学機器

2018年01月03日

NPOAEG社製AS VALレビュー


あけましておめでとうございます。
去年は更新回数なんと8回という体たらくだったので、今年はなんでもいいからガンガン更新していきたいと思います……って毎年言っているような。
まずは年末に入手したロシアNPOAEG社製AS VAL2017年モデルのレビューを。


全体的にスリムな印象です。
インナーバレルはサイレンサーの先端まで伸びており、かなり長いです。
総重量は2.7kgで20連マガジンが標準装備となります。


全長の約半分を占めるサイレンサー。
以前ご紹介したLCT VSSよりもスリムになっており、直径は約38㎜。
LCT製のサイレンサーアダプターレイルも使用できることを確認しました。


またNPOAEGから別売りされているクランプレイルを使用し、拡張性を高めることも可能です。(構成は凄く適当)
こちらのクランプレイルはLCT製VSS系列ではサイレンサーの径が太く、搭載は難しいと思われます。
(手元にLCTのVSSがあればよかったのですが、随分前に手放してしまいました……。)


AKユーザーなら見慣れたリアサイト。
こちらはLCT製のものと違い、随分板バネのテンションが弱く感じられます。
左右に動かすとちょっとぐらつくような……。まぁ使用するに全く問題はないのですが。


お馴染みのサイドマウント。
このサイドマウントレイルを介して様々な光学機器を搭載できます。
LCT製VSSではトップカバーの形状が実銃と異なっていた為、スコープ等が干渉する問題がありました。
NPOAEG社では2015年度以降のモデルはトップカバーの形状が再設計されており、この問題はクリアされています。
このサイドマウント、LCT製VSSからNPOAEG製SR-3Mに至るまで自分が所有していたモデルはいずれもマウントが上手く
つかなかったのですが、何故か今回のAS VALはなんでも搭載できます。
ほんとどうして?相性が悪かったのかしら?


SR-3Mでも搭載されていた専用トリガー。こちらのトリガーは実銃と同形状で、AKのものとはまた異なります。
またメカボックスはマイクロスイッチを使用したものらしく、独特の感触です。


トリガー根本に見えるのがセミ/フル切り替えセレクターです。
VSS、AS VAL、SR-3M共通デザインで、セミ→フルは容易ですが、フル→セミの切り替えは少々やりづらい感触です。


ボルトキャリア部。ここを開閉してHOPの調整を行います。
同社製SR-3Mでも感じましたが、どうもこのボルトキャリアスプリングのテンションが強く、開閉にやや苦労します。
LCTのテンションが低いスプリングと交換してみようかと画策。


オープン状態。
手前に引くとホップ強、奥に押し込んでホップ弱と分かりやすい表記です。
ショップで調整品ですが、その際に交換して頂いたのかそれとも元がこうだったのか不明ですが、確認してみたいと思います。


ストックを折り畳んだ状態。
展開時は全長900mm程度ですが、折り畳むと約650mmとコンパクトになります。


同社SR-3Mとの比較。
ストックを展開したSR-3Mとほぼ同寸法です。運搬時にはストックを畳めばコンパクトに携行できます。


ハンドガード基部下側。
中央に見えるのはサイレンサーロックボタンです。
LCT製VSSでも同様に再現されていましたが、ボタンが少々押し込みにくく、ここはLCT製の方が好きです。


また構造はLCTが実銃どと同様のQD形式だったのに対し、捻じ込み式となっています。
個人的にここは少々残念なところで、後述のバッテリー搭載時に少々面倒なことになります。
最新モデルならばここは実銃と同形式にして欲しかったのですが、何か理由があるのかもしれませんね。


サイレンサーを外した状態。
サイレンサーがバッテリーケースとなっており、バッテリーを内部に収納します。
またこの製品はT型コネクターが標準装備となっており、日本で販売されているバッテリーをそのまま使用することはできません。
しかしショップ様が変換コネクターを同梱して頂いているので、コネクターを装着すればそのまま使用可能です。
全長が少々長くなりますが、セパレートタイプのバッテリーを使用すれば問題ないでしょう。
大型のサイレンサーですが、内部はそれほど広くありません。
またサイレンサーが捻じ込み式であるため、捻じ込む際に配線とバッテリーを捻るような感触があり、あまりいい心地がしません。
ここだけは正直不満であります。icon08
そのままだと配線とバッテリーが動いてしまうので、粘着性の弱いテープか、ベルクロテープで固定しようと思います。

ざっとしたレビューでしたが、ロシア銃好きな方、ロシアにとことん拘りたい方は是非お勧めしたいモデルです。
LCT製VSSはサイレンサーが結構な重さでしたが、このNPOAEG製は細くなったこともあり、結構軽いです。
箱出しではモーターがハイトルクゆえに、セミオートのレスポンスがイマイチですが、HG30000モーターに交換したところ改善されました。
問題がないかどうかは今後様子をみていきたいと思います。

今回このモデルは下記のショップ様にお世話になりました。
グッドハンティング様ショップURL→http://goodhunting.jp/

これまで入手が難しかったNPOAEG製品を取り寄せて頂けるとのことで、更に変換コネクターや日本語版取説などの細やかなサポートも嬉しいです。
また一部装備品等もお取扱いとのことで今後も色々とお世話になりそうです。


  
Posted by 栗 at 19:45Comments(0)AS VAL